1〜9歳のこどもの死因の第一位が「不慮の事故」であることをご存じでしょうか。先天異常、悪性腫瘍などの二位以下を大きく引き離し、全死因の約3割も占めているのです。その中でも溺水が主な原因となっています。
 溺水は夏場だけのものではありません。こどもの溺水は自宅の浴槽でよく起こるのです。とくに0歳から2歳未満では浴室での事故が8割も占めています。重心が高いので頭から転落する危険があり、浴槽、洗濯機、バケツの水などで10cmくらいの深さでも簡単におぼれてしまうことがあります。
 「2歳のお誕生日までは、入浴後直ちに浴槽の水は必ず抜いておく」「浴室にこどもが入れないように簡単な外鍵をつける」「こどもの入浴中は目を離さない」などに気をつけましょう。
 万一事故が起こってしまったとき、とくに水の事故は発見したときに適切な救急蘇生が行われるかどうかで運命が決まると言っていいでしょう。