子どものやけどは赤ちゃんに多いのが特徴です。赤ちゃんを抱いているときは、コーヒーやラーメンなどの熱いものを食べたり飲んだり運んだりしないようにしましょう。やけどは台所と風呂場で最も多く発生します。また、食卓のテーブルクロスを赤ちゃんが引っ張り、上にのっていた熱いものを頭からかぶることがありますので、テーブルクロスの使用はなるべく避けましょう。赤ちゃんをストーブやヒーターのそばに寝かせていて脱水や低温やけどを起こすこともあります。
 やけどをしたら、その部分にすぐに水をかけ、15分以上流水で冷やし続けます(冷やしすぎに注意)。衣服を着ていたらその上から水をかけ、衣服が皮膚にはりついていれば無理に脱がせず、衣服をはさみで切り開きます。
 やけどは深さと範囲が問題となります。からだの広い範囲のやけどでは入院治療が必要です。冷やしたあとは感染が起こらないように、きれいなガーゼで覆います。チンク油、市販の軟膏などを塗ってはいけません。やけどのあとの水ぶくれは針などで破らないようにしましょう。わずかなやけどでも受傷部位によっては将来動かしにくくなったり、美容上の問題となったりすることがあります。なるべく早く医師を受診するようにしましょう。