チャイルドパーク 広島赤十字・原爆病院 小児科


生活習慣病

肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧など

肥 満

●乳児肥満(良性肥満)
  生後1歳ぐらいではふっくらと太っている
  心配ない

●幼児・学童肥満(注意したい肥満)
  2歳以降から太り始め、5〜10歳がピーク
  約8割が成人肥満に移行→生活習慣病の誘因

・肥満の原因:食べ過ぎと運動不足
単純性肥満:病気が原因でない
症候性肥満:病気による肥満、体重は増える身長の伸びは悪い
  甲状腺機能低下症、偽性(仮性)副甲状腺機能低下症、クッシング
  症候群(病)
  ステロイド剤の長期間使用、間脳腫瘍

● 合併症
  高脂血症、高コレステロール血症
  脂肪肝、肝機能障害
  2型糖尿病、高血圧、睡眠時無呼吸
  高尿酸血症、月経異常
  股ずれ、皮膚線条

拡大図 >>>

 



肥満の子どものための食事療法
−「太りすぎ」といわれたら、こんなことに心がけましょう−

1. 主食は食べすぎないようにしましょう
 (例:ご飯は子どもの茶碗に八分目で1杯、パンは八つ切り1枚、
  麺類は普通茶碗に大盛り1杯までに。※詳しくは、医師、栄養士に
  確認を)
2. たんぱく質のおかずはきちんととりましょう
 
(肉は鶏か牛がよく、脂身は除きます。魚は食べすぎなければ、
  種類は何でもOK。うなぎは控えましょう)
3. 野菜はたくさん食べましょう
 
(特に緑黄色野菜をたっぷりと。マヨネーズの多めの使用は控えて)
4. うす味を心がけましょう
 
(塩分・糖分・脂肪分を控えた調味をしましょう)
5. 1日30品目を目標に、バランスよく食べましょう
 
(好き嫌いせず、いろいろな食品を食べることが大事です)
6. よくかんでゆっくり楽しく食べましょう
 
(1口30回以上かむ習慣を。テレビを見ながら食べるのはやめ、
  家族そろって楽しく食べましょう)
7. おやつは低エネルギーなものを、決まった時間に食べましょう
 
(スナック菓子、ラーメンなどは控え、だらだら食べないよう
  気をつけましょう)
8. 夜食はできるだけやめましょう
 
(寝る2時間前までに飲食はすませます。どうしてものときは、
  低エネルギーのものを)
9. 給食のお代わりは控えましょう
 
(基本的にお代わりをしないようにしましょう)
10. 食事療法は根気よく続けましょう。長期の休みには特に注意を
 
(治療の成果はすぐには現れません。あきらめずに長い目で。
  春、夏、冬休みには肥満が悪化しやすいので注意を)

(広島赤十字・原爆病院小児科:単純性肥満の治療要点10か条 外来初期用から)


● 詳しくは
 
『こどもの成長と気になる病気』 西美和著 ブレーン出版
  を参照  → 本の紹介


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