(04)4才9か月で90.5cm。極端に小さい女の子。

 女の子ですが、4才9か月で90.5cmしかありません。45.6cm2510gと小さく生まれ、黄疸が強く、体重の増えも悪いことから生後3週間も入院していました。1才半で73.4cm、3才で83.4cm。まわりのお子さんとくらべて極端に小さいので不安です。

A もともと生まれたときの身長が低いので、そのための低身長(胎内発育不全低身長)の可能性はあります。しかし、成長率がおちても2才までには少し追いついたようにみえたのに、このところ急激に伸び率が落ちていますね。すぐに入院して検査をしたほうがいいですね。検査してみないとわかりませんが、かなりの確率で成長ホルモンの異常がみられ、治療することが可能になると思います。早速、最寄りの専門病院に連絡してください。最初は外来で血液検査や尿検査、手のレントゲンなどのスクリーニング検査をします。それで成長ホルモンの分泌低下症が疑われた場合は1週間ほど入院して検査となります。〈入院検査の結果、成長ホルモン分泌全性低身長症と診断され、治療を受けて順調にキャッチアップ(追いつき現象〉がみられています。〉